セーラージェリーのブランドは、ノーマン"セーラージェリー"コリンズが世に残したレガシーを受け継ぎ、 彼のタトゥーアートを 幅広い層に拡げ、知ってもらう目的で設立された。セーラージェリーブランドは伝統的な価値観を支持し、ジェリーと同様に自分らの作品の本質に強い意思を持って、創造的な者を支持している。又、自分たちのブランド商品や献身的な努力の成果、そして私達のコミュニティーと国を愛し、信じている。ジェリー自身とも同じく、職人としての信念を保ち、好きだと思うものは好きで、だからその道を進んで行く。そんなポリシーを元に、ノーマン"セーラージェリー"コリンズ氏の理念を世界の多くの人々にこのブランドを通して知ってもらいたいと思っている。
オールドスクールアメリカンタトゥーの父、創始者、ノーマン "セーラージェリー" コリンズは先見の明を持った職人であった。真の独立者でもあった彼の作品(レガシー)は今尚多くの支持者から尊敬され、受け継がれている。
ジェリーのタトゥーへの興味は幼い思春期の頃から始まっていて、10代の前半はペリカンインクのタトゥーを手彫で行い、貨物列車を乗り換えながら全米をまわった。19才でシカゴに下りたとき1900年代赤線区域でも有名だったステートストリートで本格的にタトゥーを入れ始め、その後米海軍に入隊。世界中の海を航海しながら、東南アジアの芸術や色彩に触れ、その後、ノーマン氏自身の人生に多大な影響を及ぼした。のちに定住する事になったハワイのオアフ島は航海する多くの米海軍兵士達が交流する絶好の場所になる。
セーラージェリースパイスドは天然のスパイスをブレンドしたカリブ海のラム酒。ジェリーや私達のような革命的でクリエイティブな人達が長くから好んでいるお酒である。「男の証」でもある、セーラージェリースパイスドは、独り立ち、献身的な努力、職人としての揺ぎない信念を意味する。これは自分の信念を持ち、偉大なる「本物」の男児達が飲んでいたように飲むという事になる。蒸留されたセーラージェリースパイスドラムはアルコール度数80(アルコール含有量40%)のスパイスが効いたスムーズな味わいで、決してドリンクに傘などを差すなどした飲み方はしてはならないお酒である。
におい:バランスの取れたスパイスのスムーズな香り。
味:なめらかな口当たりとしっかりした味わいにほのかなバニラとキャラメル等のスパイスのバランスで整えた甘さ。
わずかなシナモン、ナツメグ、アーモンド。
その後40年、ジェリーのタトゥーはクラシックなアメリカンデザ
インと伝統的なアジアの色や感性の混合作品となり米軍兵士達を魅了した。 彼のユニークなタトゥーは日本の彫師からも認められ、入れ墨の伝統、デザインやテクニック、そして色を伝授してもらう事になりアジアと西洋の両方の優れた要素を組み合わせた今までにない全く新しいアメリカンタトゥースタイルを生み出した。
独学で電気技術を学ぶなど、なんでも自ら直していたジェリーは現代タトゥー業界に革命を起こした。そして、早くから針除菌やタトゥーのアフターケアを支持した者でもある。ジェリーが追い求めて特製したタトゥーマシンは彼がタトゥーアートに信念をもって生きていた証である。アメリカのオールドスクールの色彩パレットを発展させ、業界初の「紫」の色を開発したのもジェリーだ。
ジェリーの伝統的でいながらも型破りなスキンアートのレガシーは当時と変わらず現在も引き継がれている。そんな偉大なる影響力を持つ彼のトラディショナルなアメリカンタトゥーは今も多くの人々にタトゥーの世界だけに留まらず、様々なカルチャーシーンで影響を与え続けている。